グラインダーが3台並んだところです。真ん中が25cmで両側が20pのグラインダーです。すべて日立工機製の中古のグラインダーになります。
2011.03.24
旋盤の上で丸くして、中心に5/8”の穴をあけてからグラインダーに取り付けます。芯が出ていませんので、グラインダーを回しながら削っていきます。左右のブレを取るためサイド面も平らにします。
今まで使っていた20cmのグラインダーはホーニング専用にします。MDFの板を使ってホイールを作ります。
30cmx90cm、18mm厚のMDFの板を買ってきて3等分しました。それを3枚重ねて接着します。接着剤が乾燥したらバンドソーで丸く切り出します。
グラインダーは3台でインバーターは2台なので、切り替えスイッチを取り付けました。
ケヤキの板を使って台を作りました。高さを上げるため板を2枚使いました。追加で購入したワンウェイの治具のベースを取り付けます。治具のレバーは取り外すことが出来て、左右を入れ替えることが出来ます。
日立のグラインダーが好きなので追加で購入したグラインダーも日立工機のGT21SHです。GT21はアルミダイキャストボディですが、GT21SHは鋳物ボディです。振動など鋳物の方が良いと考えています。もちろん三相200Vのもので、回転数をインバータで調整できます。単相100Vの物を買うと回転数が50Hzで2,970RPMと高すぎてウッドターニングでは使いにくくなります。国産のグラインダーは25pからハーフスピードの物が売られていますが、20cm以下では回転数が高くなります。この点アメリカで売られている20pのグラインダーはハーフスピードの物があり優位なところです。
砥石はダイアモンドホイールと#46の3A砥石を取り付けました。ダイヤモンドホイールは#120相当とのことですが、もっと目が細かいように感じます。刃物の研ぎ直し用ですが、砥石のボディがアルミで出来ているので、刃物の発熱を抑えることが出来るのが一番の特徴です。左の#46は刃物の形を、変えるときに使います。ノートンの3Xホイールですが、非常に減るのが早いです。ついでがあれば、予備を買っておく必要があります。
これがYahooのオークションで落札したグラインダーです。送料込みで7,350円でした。2003年6月製というのが気に入って落札しました。
現在25cmと20cmの日立工機のグラインダー2台でシャープニングとホーニングをやっていますが、日立の20cmのグラインダーをもう一台購入して、グラインダー2台でシャープニングをやって、1台をホーニング専用にすることにしました。Grzzlyの湿式グラインダーは、殆ど使わなくなっているのでお蔵入りです。
こちらは日立工機のABT4という回転数が50Hzで1470RPMのものです。左側に#36のA砥石が付いており、これは普通の鉄を削る時に使います。右側は#80のWA砥石です。ダイヤモンド砥石でやりにくい大きな刃物を研ぎます。
ガウジの溝の形に合わせて山型の出っ張りを作っていきます。幅広にしたのは山を4つぐらい作って、太さの違うガウジに対応できるようにしたかったためです。
幅の違う溝を4つ作って完了です。
左側にはスキュー用の平らなホーニングホイールを取り付けました。ベニヤ板に皮のベルトを巻きつけたものです。
汚い電源ケーブルが付いていたので取り外して、接続端子を取り付けました。ボディが鋳物なのでタップを切れます。4mmのねじを切って端子盤を取り付けました。
インバーターで回転数を落として使うので、砥石カバーを外します。砥石が割れるようなことは、砥石の性能が上がったことと、回転数を落としているのでまずないでしょう。