金属のバンドを外すとバンドの金具でついた傷が出来ました。革の表面が少し波打っているので、ガウジで平らにしました。

ホーニングコンパウンドを塗ってスキューのホーニングをやってみました。革の継ぎ目は少しショックが出ますが、はがれてくることが無くOKです。

ホーニング結果

ホーニング前

スキューの刃先はグラインダーで砥いだ直後はバリが沢山出ています。コンデジで撮ったので分かりにくいかも知れませんが、ホーニングをするとバリが無くなり非常にシャープになります。指で触ると切れるのではないかと思うぐらいです。グラインダーは1,000回転ぐらいで逆転させています。

ホーニング後

ホーニングの動画

スキューのホーニングをやっているところは右の写真をクリックして下さい。カタカタという音は革に継ぎ目に当たっている音です。

2010.4.14

このベニヤ合板のホイールを取り付けると、グラインダーがかなり振動します。砥石の場合重いところが下に来るのでそうならないようバランスウェイトを調整すると、振動が無くなります。しかしベニヤ合板なので重量があまりありません。重いところがあっても、グラインダーのホイールは回転しません。仕方がないので、バランスウェイトを適当に回すと、振動がなくなるところが見つかりました。マジックインキで印を付けて完了です。

革のホーニングホイールの製作
グラインダーの回転ムラ

革製のホーニングホイールを25cmのグラインダーの片側に取り付けることにしました。革のホーニングホイールはGrizzlyのウエットグラインダーに付いていますが、回転数が遅くホーニングに時間がかかるので、インバーターで回転数をコントロールしている25cmグラインダーに取り付けることにした訳です。グラインダーの方は左の赤い砥石しか使っていませんでしたので、右側に取り付けることにしました。製作の詳細は下記の通りです。

ジョイフル本田千葉ニュータウン店の2階のJOYFUL-2で売っている革のバンドを買ってきました。幅38mm厚さ4mmの物です。

ホーニングホイールを取り付けた後のグラインダーです。

18mmのベニヤ合板を2枚重ねにして接着。旋盤で丸くした後25.4mmの穴を中心にあけました。それをグラインダーに取り付けたところです。旋盤で一応丸くしていますが、グラインダーに取り付けた後ガウジで丸くしました。これで完全に芯が出ます。

完成

接着剤G17を塗ってバンドで締めつけます。写真では金属のバンドで締めつけていますが、革に傷が付くので、布のバンドで締めつけた方が良いでしょう。

クラフトサプライで売っている1インチ(25.4mm)の2MTのドリルです。これをテイルストックに差して合板に穴をあけました。1インチのドリルを持っていると便利に使えます。