ボンドが乾いたら文鎮の角をディスクサンダーで落とします。全体にサンドペーパーをかけて完了です。接着面と落とした角に合わせると、つなぎ目が見えにくいでしょう。
ボール盤で大きめの穴をあけます。
蓋の接着が上手く行かなかったのか、接着面が見えます。そこでオイルを塗ってみたところ見えにくくなりました。夢工房で見せたところ、年寄りが多いせいか、誰も何処で接着しているか分からなかった。成功です。
ボール盤で穴をあける前に端をスライド丸ノコで切ります。鉛を入れた後蓋をします。
山本先生の作品では底の方に別の材を使ってコントラストを付けたり、底にルーターを使って掘ったと思われる跡がありました。この作り方の方が文鎮の形の自由度は出しやすいでしょう。鉛は捨て材にではなく、直接入れても外部に焦げが出てこないので、問題ない様に思えます。四角い形だけでは面白くないので、今後は色々な形の文鎮を作ってみたいと思います。
取りだした鉛を文鎮の木に挿入します。同じ大きさの穴があいているので、問題なく入るはずです。ボンド(G17)を入れて鉛を固定します。
蓋の木を乗せたところです。木目を合わせ木工ボンドを塗って、クランプで固定します。
鉛が固まったらクランプを外して、捨て材を分解します。やはり捨て材の内部はかなり焦げています。
捨て材に鉛を入れたところです。
捨て材の方は鉛を入れた後、クランプを外せば簡単に鉛を取りだすことが出来ます。
ステンレスの容器をホームセンターで買ってきました。鉛を注ぎ易い様に注ぎ口が付いている物を買いました。鉛のブロックをそのステンレスの容器に入れます。ガスバーナーであぶります。1分以上当てていると突然溶け始めます。溶け始めるとすぐに全部が液体になります。下の木の台は、水で濡らしておくと焦げにくくて良いでしょう。取っ手を手で持つと火傷をするので、プライヤーで挟んで捨て材に鉛を注ぎます。
捨て材の方はスライド丸ノコで半分に切ります。クランプで2等分された木を固定します。その状態で穴をあけます。同じドリルで同じ深さにします。
木の文鎮だと重量が不足しますので、中に鉛を入れます。ガスバーナーで鉛を溶かしますので、そのまま木に入れると内部が焦げますので、捨て材を使います。作り方を下記します。