マカオといえば、まずここが挙げられるというほど有名な場所である、聖母教会(現在は広くセント・ポール
として知られている)の焼け残ったファサード(建物正面)と階段。教会は、17世紀初頭にイタリア人修道士
によって設計されたとされ、長崎から幕府の弾圧を逃れて渡ってきた日本人キリスト教徒も建設に加わって
いる。完成当時は東洋で最も壮大で美しい教会だったという。
1835年教会は火事に見舞われ、建物正面の数カ所の壁と階段を残して焼失した。 焼け跡は長い間その
まま残されていたが、1990年から1995年にかけて大規模な発掘調査が行われた。
正面は天辺に十字架をいただく5段構成で、キリストの少年像や聖母マリア像、イエズス会の聖人像
などが据えられている。聖母マリアを取り巻く花の彫刻は、牡丹は中国の、菊は日本の、建設に貢献
したキリスト教徒の存在を表すとされている。
セナド広場の一番奥にある聖ドミニコ教会。17世紀にドミニコ修道士たちによって建てられたバロック様
式の教会。鐘楼内の博物館は一見の価値がある。民政總署を背にしてセドナ広場の奥の方に歩いて
いくと左側にあります。昨夜も散策中に夜景を撮りました。今日は中に入ります。2階から上に行くとキ
リスト教関係の物が展示されています。マカオで最初の釣鐘も展示されており、手の届くところにあった
ので鳴らせそうな雰囲気でした。
アルメイダ・リベイロ通りの市民の憩うセナド広場に面するクラッシックな建物。市民生活に直結し
た行政事務を司る政府機関で、マカオで最も伝統的なポルトガル風建築物に挙げられている。
セナド廣場に面したところにある博物館。大航海時代、ポルトガルからやってきたマカオ最初の
司教、ベルキオール・カーネイロがつくった機関の名前が「仁慈堂」で、アジアで最古の慈善福祉
施設と言われている。ヨーロッパ風の建物の中に展示品があり、貴重な文化財として大切に保管
されている。
ビルの窓に映る建物が面白い。
南灣湖の埋め立て地域に、2001年12月19日にオープンした。マカオの街から中国本土、そしてパールリバ
ーを越え香港はもとより、遠く55km先の地平線までが見渡せる338メートルのタワーは、世界で10番目の高
さを誇るツーリスト・アトラクション。地上から233メートルのところには回転レストランやラウンジ、展望台が
設けられている。
お金をもらってもやりません。
こじんまりとした寺院ですが、中国様式の寺院で、観光客以外にも地元の信者の方が普通に礼拝して
います。院内は、線香のけむりが漂い、お寺の中には、いくつもの観音様がきれいに祭られていま
す。こういうところは、日本の奈良や京都の寺院の雰囲気と通じるところがあります。線香の煙もなれ
ると、独特の香りが”癒される”ようになってきました。