NOVAのDVR3000であるが非常に良い旋盤である。しかし低速の回転ではトルク不足です。大きくて芯の出ていない材料を挽く場合振動が大きく、回転数を上げられない。200RPMぐらいだと簡単にモーターが止まってしまう。この対策のため旋盤をアップグレードすることにした。導入に当っての条件は

（１）DVR3000が直径40cmまでなので、これより大きい直径の物が挽けること、モーターのトルクが十分にあること。

（２）工房が2階にあるので、搬入がしやすいこと

NOVAからのアップグレードの対象機種は下記の表の通りです。ONEWAYも検討の対象にしましたが、図体が大きいので2階の工房に搬入不能と判断し、検討対象からはずしました。最初VL200はDVR3000とあまり変わらない仕様ですが、軽量なのでこれの購入に傾きました。しかし直径40cmまでしか挽けないのでDVRから変える理由がありません。次に分解して搬入しやすいStubbyの750Sですが、どうしてもデザインが好きになれません。結局VL300の旋盤部分の重量はツールレスト、テイルストックをはずすと115kgぐらいなので何とか搬入できそうです。VL300の導入を決定しました。

VL200

DVR3000

VL300

ベッドの太さは振動に対して重要な要素だと思います。VL300はDVR3000の3倍
ぐらいの太さがあります。