旋盤の主軸高さ

旋盤の主軸の高さは作業をする人の背の高さによって調整する必要
があり、適切な高さに設定することは非常に重要なことです。と
FEWSの方々に教えて頂きました。DVR3000のマニュアルを見ると肘の
関節部の高さに旋盤の主軸の高さを合わせる必要があると書かれて
います。早速現状の主軸の高さを測ると107cmでした。これでもあまり
困っていないのですが、自分にぴったりに合うようにしたいので肘の高
さを正確に測ってみた。鏡に肘を写したり、腕を水平にして実測すると
、何と113cmもあるではないか。もっと低い位置にあった旋盤でキャッチ
ングを連発した理由が良く分かった。主軸の高さが低すぎたのだ。現
在の107cmはその前に使ったことのある旋盤より高いがさらに6cmほ
ど高くする必要がある。

旋盤を設置する時に床に24mm厚の品ベニアを貼り、作業台の天板
には30mm厚のナラ集成材を貼り付けましたが、元の作業台が低す
ぎた様です。手持ちで30mmと25mmの板があるのでこれを活用して
55mm高くすることにしました。

板を2枚重ねて55mm高くした。バイトを構えると非常にぴったりく
る。主軸の高さは床から112.5cmとなり、肘の高さとほぼ同じになっ
た。旋盤の設置には肘の高さを正確に測定して合わせる必要があ
る。