久しぶりに1泊2日の国内旅行に出かけることになった。今回のツアーの
特徴は往復の新幹線がグリーン車でゆったり行けること。蔵王温泉につ
かり、五色沼も見れる。それにしては料金が安い。同じコースを個人で行
くと2倍以上の費用になるだろう。結果はどうだったかご紹介する。

らくらく蔵王温泉と五色沼散策
9月23日

東京駅から東北新幹線のグリーン車(なすの231号)で郡山まで226km、
1時間45分で到着です。

郡山に到着後バスでおみやげ物屋さんへ移動。途中のバス内で突然警告音が鳴る。運転手さんがバスを停めて点検すると、後部の非常出口がきちんと閉まっていなかったようだ。バスは例の三菱ふそうなので、少し心配になった。それでもおみやげ物屋さんに無事に到着。1,000円のランチをいただく。

蔵王酪農センター

蔵王酪農センターは、蔵王連峰を背景に、のびやかに広がる草原に、東京ドームの20倍(約100ha)もの広さがありますが、我々が行ったのは直売センターです。

丑蔵庵 (ウシゾウアン)

遠刈田温泉街からこけし大橋を渡ると、遠刈田こけしのふるさと新地こけし
集落。現在7軒の工房があるがそのすべてが佐藤姓だ。そのなかの一軒、
丑蔵庵(うしぞうあん)には文政年間から受け継がれた遠刈田こけしを中心
に東北各地のこけし11系統、1000本以上が常時展示されている。

お 釜 (おかま)

蔵王刈田岳・熊野岳・五色岳の3峰に抱かれた円型の火口湖で、釜状
なのでお釜という名前がついています。湖面はエメラルドグリーンの水
をたたえ、荒々しい火口壁と対比して神秘的な雰囲気をもち、冬の樹氷
とともに蔵王の象徴となっています。

山頂に着いたが霧で何も見えない。大変残念である!天気の場合は下の
写真の様に見えます。
蔵王温泉 エコー蔵王

西暦百十年、日本武尊の東征に従った吉備多賀由により発見されたという
伝説が残る蔵王温泉。矢の毒を癒すために入浴したところ、たちどころに傷
は全快したという。その発見者の名から多賀由温泉と呼ばれ、高湯温泉と
改め、さらに蔵王温泉と名を変え現在に至っている。豊富な湯量は県内随
一といわれ、強酸性で皮膚病や神経痛などさまざまな病気に効く。

夕食まで時間があったので温泉街を
散策した。殆どの旅館が温泉かけ流
しで、川とか下水から湯気が立ち上
っている。

温泉街の中に設けられた
下湯共同浴場

たたずまいも風情あふれる
上湯共同浴場

足湯も楽しめる!

大露天風呂

豊富な湯量で気軽に入浴できる。川のせせらぎと緑に包まれた蔵王温泉大
露天風呂。テレビドラマの撮影を行っていた。

ホテルのお風呂は人が沢山入っているので、写真
撮影出来なかった。最近話題のインチキ温泉では
なくお湯はかけ流しで、温泉の成分がたっぷり入っ
ているように思われる。夜は完全に白濁している
が、朝入ると透き通って見える。バスのガイドさん
に理由を聞くと光線の関係でそうなる。五色沼の色
が変わるのと同じ原理だと言う。ホテルの食事は
いまいちだが、温泉は非常に良かった。