大好きスペイン 光と影があやなす太陽の国 スペイン満喫10日間
出発日:2004年3月2日(火)
出発日:2004年3月2日(火)

ホテルに深夜到着。時差ぼけで眠れないので、早朝のホテル周辺を歩く。
添乗員からは強盗が出るので外に出るなという注意があったが、無視。
何事もなかった。スパイン人の女性も歩いていた。

プラド美術館

マドリッドに美術館は多いが、このプラド美術館が最も知られているようだ
。 1819年、フェルナンド7世の時にプラド美術館はスペイン王家の美術品
を所蔵する美術館として完成した。建設開始は1785年とされる。その後、
王家のコレクションを基礎に国立美術館となり、現在ではスペインを代表す
る世界最大級の美術館の1つとして知られている。イタリア絵画、フランド
ル絵画、フランス絵画のセクションも充実しているそうだが、スペイン絵画
のセクションが見所になっている。スペイン絵画の三大巨匠といわれるエ
ル・グレコ(El Greco, 1541-1614)、ゴヤ(Francisco de Goya,1746-1828)、
ベラスケス(Diego Velazquez,1599-1660)の作品とか16〜17世紀のスペ
イン画家の作品など見応えがある。

フランスにあるのもと違って笑って
いない。笑わないモナリザ。

ゴヤ作「カルロス4世の家族(下)

お尻に触る人がなぜか多い。

プラド美術館

昼食のレストランで白ワインを頼んだら
RUEDAというスペインのワインが出て
きて驚きまし た。なぜ驚いたかというと
自分の名前と同じだからです。後で調
べたらマドリッドの北西にあるValladolid
というところにRuedaワインが確かにあ
りました。1本買ってきましたが、記念に
置いておくか飲んでしまうか悩んでいま
す。

プラド美術館

池の向こう側に、巨大なスペイン・ビルを背景にした作家ミゲル・デ・セルバン
テス(1547-1616)の像がある。没後300年を記念して造られたものといわれる
。セルバンテスの足元には痩せ馬のロシナンテに乗ったドン・キホーテ(Don
Quixote)と驢馬に乗る従者サンチョ・パンサの像がある。セルバンテスは自分
を世界で最も有名な作家の1人にした自らの創造物をどんな思いで見下ろして
いるのだろう?

セルバンテス、ドン・キホーテ、
サンチョ・パンサ

プラド美術館

この街の歴史は古く、ローマ時代には城塞があった。その後6世紀に
西ゴート王国の首都になり発展したが、711年にイスラム教徒により
征服され、1085年にレコンキスタによりキリスト教徒の手に取り戻され
た。1492年の国外追放令が発布されるまでユダヤ人もこの街に住み
、キリスト・イスラム・ユダヤ文化が共存していた。古き建物はイスラ
ム建築の影響が大きいともいわれる。1561年にマドリッドに遷都する
までトレドがスペインの首都だった。現在でもスペイン・カトリックの首
座司教座がおかれ宗教的な中心地であり続けている。それで宗教関
連の施設が多いという。他にも画家のエル・グレコが好み住んだ街と
しても知られている。
1981年に奈良市と姉妹都市となり、1987年にユネスコ世界遺産に指
定された。

丘の上のアルカサル(王城)↓

カテドラルと尖塔↓

トレド西側(左側)・強固な要塞としたタホ川

中世の狭い道から
カテドラル(上)

スペインのキリスト教首座大司教座
の大聖堂、装飾が見事な入口

トレド市街にかかるタホ川の石橋

トレド伝統の金銀象嵌細工