佐原水生植物園

伊能忠敬は、50歳をすぎてから、日本全国を測量して歩き
、わが国最初の実測日本地図をつくりあげた人物です。
 伊能忠敬記念館では、忠敬の人生を年代順に追い、その業
績の結晶である伊能図を紹介しております。
伊能忠敬が残した資料は、1818年、忠敬が73歳で没後、代々
の子孫が大切に保存してきました。1930年に伊能忠敬旧宅が
国の史跡に指定され、1957年には忠敬のが作成した地図を始
め、自筆の測量日記や測量器具等961点が重要文化財に指
定されました。伊能忠敬記念館は,その後故伊能康之助氏か
ら佐原市が寄贈を受けたこれらの文化財を一般に公開するこ
とを目的として設置されました。

佐原水生植物園

市内をゆったりと蛇行しながら流れる小野川沿や、香取神宮 に向かう香
取街道沿いの町並みには、江戸時代の名残を留める昔ながらの建物が
多数残っております。
木造や蔵造りの町家のほか、土蔵・洋風建築など
の伝統的建造物が数多く残り、小野川 や柳などの周囲の環境と一体と
なって、利根川 下流域の商業都市としての歴史的背景を伝えています。

これらの町並みは平成8年12月10日に、文化庁から「重要伝統的建造
物群保存地区
」の指定を受けました。関東地方では初めての指定地区と
なります。