バスに乗って市内観光に出かける。前日が遅かったので朝はゆっくりだった。
カテドラル
広場の南東の面にあるカテドラルは1532年ピサロが上陸して最初に造った建物で、当時は日干し煉瓦で造られていたが、90年後に今の形に改められた。地震によりなんども壊れたので1748年に木造にされ以後壊れずに建っている。中には16本の杉の柱があり、石膏と竹で覆われていると。中にはピサロのミイラが安置されている。
カテドラルの左隣にある石造りの建
物には細かく彫刻された木製のバル
コニーがついている。外からは中が見
えないが中からは外が見えるようにな
っている。
リマ市役所
カテドラルの向かいにある黄色い建物はリマ市の市役所で、黄色は
リマ市の色である。大統領官邸の西側にはピサロの騎馬像がある。
リマの建設者ということで置かれているのだが、多数の先住民を殺
したのでマイヨール広場の中には置かれなかった。
マイヨール広場の噴水
マイヨール広場(旧アルマス広場)の中央には1650年に造られた噴水が
ある。ここからの大統領官邸を撮るといい写真が撮れると言われたが
曇空なのでいまいちだ。大統領官邸はピサロ邸の跡に1938年に建てら
れたもので、入り口や門のそばには衛兵が立っている。
日本領事館
例の人質事件で有名な日本領事館です。左が旧で今は使われてい
ません。右が現在のもので要塞のように警備が厳重になっています。
シーサイドレストランへ向かう途中公園に立ち寄る。ペルーは波乗
りに最適の波があるとのこと。
黄金博物館
黄金博物館とは言うが展示物には石器や土器、青銅器が多い。ミイラも展示さ
れており赤ちゃんを抱いた女性のミイラ、サボテンのとげで口を閉じられた捕虜
のミイラなどが見られる。ここにも手術痕のある頭蓋骨や変形された頭蓋骨が
展示されていた。手術は戦争や病気の治療のために行われ、シャーマンのお
告げによって行われたという。手術法には3通りあり骨を井桁状に切る方法が
成功率が高かったという。穴には金で蓋がされたが、一般人はかぼちゃの皮で
蓋をしたという。手術の際にはコカの葉にキヌアの灰を混ぜて飲ませ、手足を
抑えて行ったという。
黄金製品では目からエメラルドの涙を流している仮面が有名で、この仮面は世
界中を飛び回っているという。金の胸当て、金のイヤリング、宇宙人像とも言わ
れる23金の女性像などが目に付いた。金のイヤリングは糸巻きのような形をし
ていて直系が5cm以上もある。子供の頃から穴を広げていって大きなイヤリン
グがはめられるようにしたという。重くて耳たぶでは支えきれないので紐で頭
からつっていたそうだ。
