H21年3月15日

Vermecネジ切り治具

ネジ切り治具はバンジョーに取り付けるので、カッターに対する位置出しは簡単に出来ます。またX-Yテーブルがあるので、微妙なカッターの切り込み量を微調整出来ます。本体がしっかりしているので、チャックを取り付けても、ガタつきがありません。

Vermecのネジ切り治具が送られてきたので、組み立ててみました。

ネジ切り治具の本体部分です。これをX-Yテーブルの上にTスロットネジで取り付けます。左のネジは、この治具の場合M30x3.5になっており、チャックなどを取り付けます。右のネジは、ボックスのネジのピッチになります。本体に付いているのが、10TPI(25.4mmの長さで10山のネジ)で奥の物が16TPIです。Vermecでは希望のピッチのカーラーを作ってくれます。オプション料金はAU$100です。

X-Yテーブルをポスト付きテーブルに取り付けたところです。

X-Yテーブルの裏側から撮影した写真です。↓6か所にネジ穴がありますが、4隅だけを使います。

バンジョーに差して使うポスト付きテーブルです。X-Yテーブルを取り付けます。

ネジ切り治具本体をX-Yテーブルに取り付け旋盤のバンジョーに取り付けたところです。

チャックを取り付ける側にはベアリングが入っています。

右のハンドルは止雄ねじを緩めると外れます。その後2個のボルトを外すと、ネジカーラーが外れますので、交換出来ます。

チャックと材料を取り付けてみました。

カッターは旋盤の主軸にねじ込むタイプなので、回転中に外れる心配はありません。カッターの刃は交換出来ます。