2013年3月20日
遠州工業のボール盤です。赤い玉のハンドルグリップが付いていますが、少々汚れて見栄えが悪い。そこでウッドターニングで作ってみることにします。赤い玉はどの様にして固定されているか調べたところ、ネジ式で鉄棒にM12x1.5のネジが切られていました。手持ちのタップを調べるとこのサイズの物があったのでブビンガに雌ネジを切ることにしました。
逃げ溝の為、穴の入り口の5mmぐらいの穴径を拡大します。
ネジ山はそこそこ綺麗に切れています。
ボルトの頭をカットしてチャックでくわえてワークを取り付けます。そして挽いていきます。この状態だとワークの周りが広いので球状に挽くのが楽に出来ます。最後まで回転センターで押しながら最後はガウジの刃を良く研いで仕上げます。
確認の為ボール盤のハンドルをねじ込んでみます。
ネジを綺麗に切るには木目の方向にねじを切る必要があります。下の写真では木目は上下に通っています。木口に穴をあけたのではきれいなネジは切れません。
完成
ボール盤に取り付けました。プラスティックより木の方が明らかに見栄えが良いと思います。皆さんも試してみてください。