2013年2月5日

鍋敷きの製作

材料の準備とコルクのカット

コルクを外して、チャックのつかみしろを作ります。チャックの爪で傷がつきにくいようにするため、チャックの爪がほぼ閉まった状態で入る大きさにします。深さは5mmぐらいに浅くします。底はこれで終わりなのでサンドペーパーをかけて終了です。

ハードメープルの板の片面を手押しカンナで仕上げて、正方形にカットしました。下の写真の裏側はカンナで仕上げられています。真空チャックでつかむ予定なので、片面だけ仕上げています。裏側の仕上げていない方にコンパスで円を書いて中心を出します。バンドソーで不要の部分をカットしました。旋盤の上で削っても良いが今回はバンドソーを使いました。芯押し台でコンパスの中心を押して、真空チャックに押しつけます。この状態ではまだ真空ポンプのスイッチは入れません。円盤を丸く平らにしていきます。

鍋式を作ってみたいと思います。上部にコルクを張ったものです。コルクのシートはホームセンターで切り売りしています。それ程高くありません。今回は厚み6mmぐらいの物を使いました。それでは製作開始です。

完成

コルクの部分が終わったら周辺を丸く仕上げ少し模様を入れてアクセントを付けます。サンドペーパーを周辺部分にだけかけて完了です。旋盤から外し瞬間接着剤を塗ります。ボンドを使ってもOKです。

チャックでつかみなおして、コルクを挿入する部分にパーティングツールで印を入れます。ガウジでコルクの厚みぐらいの深さを掘ります。ガウジでは平らにしにくいので、途中からパーティングツールを使います。

スキューを使うと面を平らにし易いです。この後真空ポンプのスイッチを入れ、芯押し台を外します。中心部分も平らにした後、コルクシートをコーンを使って押しながらスキューでカットしました。本体の木との大きさのバランスを取ります。