2012年12月10日

バイアスボウルの製作(PartⅡ)

完成

割れがある部分については、サンドペーパーの粉と瞬間接着剤を混ぜて、隙間に充填してあります。これで割れて飛ぶ心配が少なくなります。

バイアスボウルの第二作目を作ることにしました。最初に作ったものより大きいものが必要になったからです。用途はお正月の鏡餅を乗せる台にするためです。材は手持ちの紫檀です。失敗は出来ません。

チャックから外してゴムを張った板に芯押し台で押し付けます。この状態で底を仕上げます。ある程度細くなったら、のこぎりで切って後はサンドペーパーで仕上げます。

芯押し台があると最後の仕上げが出来ないので、外して仕上げますが無いことを頭に入れてやります。次に外側の下の部分を挽きます。最終的な形にしたら、サンドペーパーをかけます。当然ですが丸くないので、角の部分は旋盤を止めて手作業でサンドペーパーをかけます。

芯押し台で押しながら内側を掘っていきます。チャックのつかむ力が弱いので、芯押し台は出来るだけ、長く使うようにします。

まずは外側を挽いていきます。上の3つの角の所まで挽いてとりあえず外側は終わります。ボウルの下は最終的に細くしますが、振動すると困るのでまだ太いままにしておきます。内側を挽いた後に、細くすることになります。

正六面体を切り出します。1辺138mmの物をバンドソーで切り出しました。完全に縦横高さを合わせる必要はありませんが、出来るだけ正六面体にします。対角の角を主軸の穴と、回転センターの穴に入れてテイルストックで押します。こんなことで回るのかと思う人が居ますが、問題なく回すことが出来、つかみしろを作れます。

ガウジで削って細めのつかみしろを作ります。これを長爪のチャックでつかみ直します。回転センターでも押してキャッチングで飛びにくいようにします。

製作開始