2012年9月20日

デルタの旋盤のベアリングが壊れたわけではありませんが、交換が簡単に出来るかどうかやってみました。

ハンドホイールは逆ねじになっているので、右に回すと緩みます。ハンドホイールを外すとウエーブワッシャーが付いていますので、なくしてしまわないように注意します。これはベアリングを押さえる力加減をする部品になります。

まず2つあるハンドホイールの六角ネジを緩めます。

完了

分解したときと逆に組み立てます。ハンドホイールはウエーブワッシャーが半分ぐらい変形するところでとめます。ウエーブワッシャーが平らになるまで締め付けないでください。押しねじを忘れずに締め付けて完了です。非常に簡単にベアリングを交換できることが分かりました。

ベルトを緩めて、プーリーの押しねじ（1か所）を緩めます。この状態で主軸を引っ張ると簡単に主軸が抜けます。

ベアリングはヘッドストックのベアリングケースに入っていますが、裏側から木槌で叩くと取れます。チャック側のベアリングは6005で、ハンドホイール側は6004になります。交換する場合はこれらのベアリングを買ってきて新しい物を取り付けるだけです。