2012年4月8日

金具が2個しかないので、10個注文しました。到着を待って3本目を仕上げます。ボウルガウジ用は柄が長くなっています。スピンドルガウジの柄の部分の長さは24.5cm、ボウルガウジは39cmです。一番太い部分の直径は46mmでした。勿論ツールが太くなれば柄は長くなります。今回は1/2インチ用のツールの柄になります。材はすべてケヤキになります。

ワイヤーバーナーで輪を入れます。ワイヤーバーナーは、安いので購入されると良いでしょう。3本の太さの違うものがあります。今回使ったのは中の太さの物です。摩擦熱で焼きます。

ツールハンドルの製作

あけた穴を回転センターのコーンで押して、角材を丸くしていきます。この回転軸を中心に挽けば、ハンドルの中心にツールのシャフトを挿入することが出来ます。

トンプソン、P&N Toolsのツールなど柄なしで販売されているツールがあります。アメリカの販売店から購入する場合は、柄が無い方が送料が安くなるので好都合です。しかし柄を自分で挽けないと、購入したツールは使えません。そこで柄の挽き方を説明しますので、やったことがない人は参考にしてください。スピンドルワークなのでスピンドルガウジ1本で殆ど挽けます。

角材を丸くする前にドリルで穴をあけます。今回のツールのシャフト径は1/2インチなので、インチサイズのドリルがあれば便利です。

まずチャックで角材をくわえます。捨てる部分を少なくするため、つかみしろは短くしています。

ハンドルの形を作っていきます。

完成

口金をはめる部分を細くします。手持ちの金具の内径は25mmなのでノギスで測りながら細くしていきます。金具がかぶるのできれいに仕上げる必要はありません。