2012年3月11日

グラスファイバーのフィルターですが、内部を見るとそれ程沢山の木屑がたまっていません。サイクロンの分離能力が高かったことを意味しています。フィルターの上部は40cmぐらいの丸い穴になっているので、ウッドターニングで蓋を作って150mmの配管を接続したいと思います。

集塵機ブロアの交換

吸い込む力がかなりアップしました。ブロアを交換した意味がありました。またエアーフィルターを壁の方へ移動させたので、ツール棚へのアクセスが良くなりました。一部取り出しにくい刃物もありますが、殆どの物は簡単に取り出すことが出来る様になりました。

MDFで蓋を製作

15mm厚のMDF板を2枚重ねにして接着しました。コンパスで円を描いて、バンドソーで余分なところをカットします。

取り付け完了

エアーフィルターの上部にぴったりと収まりました。エアーフィルターの上部にはゴムが張ってありますが、隙間なしに少し叩き込むようにして入れることが出来ました。ホースを接続して完了です。

ロアの排気口に150mmのフレキシブルダクトを接続しました。この先をグラスファイバーのフィルターに接続します。

4本のボルト用の取り付けの穴をあけて、板を取り付けてみました。問題なく取り付けることが出来ることを確認した後、サイクロンのチューブを取り付けてみます。これも問題なく取り付けることが出来たので、実際に天井に取り付けることにします。

板の加工

ホームセンターへ行って長さ900mmx幅450mmx厚み24mmの集成材を買ってきました。この板にブロアの吸い込み口の穴をあけます。回し挽きノコの刃が切れなくなっていたので、ドリルで穴をあけました。スピンドルサンダーで端面をきれいに仕上げました。空気が高速で動くので、抵抗が無いように平らに仕上げました。

LEESONのブロア

下の写真がLEESONのブロアです。吸い込み口の直径は175mmあります。排気側のダクト径は150mmです。150mmの配管をさすことが出来ます。

小生の工房の集塵システムは、透明のサイクロンとデルタの50-760という1.5馬力の集塵機を組み合わせたものです。サイクロンのゴミの分離能力は高いので満足していますが、集塵機のブロアの馬力には不足を感じています。昨年横浜の方から、2馬力のブロアを譲っていただいたので交換しました。1.5馬力から2馬力ですのでそれ程の差はないように、仕様的には思われますが実際にブロアを回すとその実力を感じることが出来ます。デルタの方は入力1.5馬力、LEESONのブロアは多分出力2馬力なのでしょう。ブロア部を交換する意味は十分にあるでしょう。そこで重い腰をあげて交換に取り掛りました。現状は下の写真のように天井から、デルタのブロア部を吊っています。板を天井から同様に吊って、その上にLEESONのブロアを乗せることにしました。現状ではフィルターが邪魔をしてツールの棚から取り出しにくい状況です。フィルターの置く場所も変更してツールを取り出しやすいようにします。

下の写真をクリックすると集塵機が稼働しているところの動画を見ることが出来ます。透明のサイクロンなので木屑が回りながら落ちていくところを見ることが出来ます。

現物合わせをしながら穴をあけました。パイプとMDF板の接続には瞬間接着剤を使って取り付けました。

旋盤に取り付けて、外側の直径をエアーフィルターの径に合わせます。その後、150mmのホース用の穴をあけます。

サイクロンのチューブにサイクロン本体をねじ止めします。そして150mmのフレキシブルホースをブロアに取り付けます。

板を天井から吊り下げて、ブロア部を乗せます。ブロアは重いので乗せるのに苦労しました。やっとの思いで乗せた後サイクロン部のチューブと一緒にボルトで締め付けます。ブロアと板の間には振動防止と、空気漏れ防止のためゴムの板を入れました。