ハンマーで叩くのと、接着剤を入れるので、本体をチャックごと旋盤から外します。タイトボンドを入れてインレイの木をハンマーで叩き込みました。本体を水で濡らしてあったので、叩き込むことが出来ました。
2011年12月5日
旋盤に戻して挽いていきます。中央にブラシ用の穴があいているので、厚みを確認することが出来ます。
本体にインレイ用の穴を挽きます。穴掘りツール用の刃先(幅4.8mm)で挽いていきます。隙間なしに完全にインレイをする必要があります。本体の方に水を付けて、膨らませてインレイをハンマーで叩き込みます。
ブラシの柄を必要な長さにカットしてブラシ側をチャックでくわえて挽きます。ブラシに傷がつかないよう紙を巻きました。柄の中に入る部分の直径を6.4mmに削ります。
蓋が収まる穴を挽きます。
小生の使っているオイルは安い樹脂の容器に入れています。その容器の蓋に刷毛を接着剤で取り付け使っています。右の写真の物ですが、非常に汚いのと容器が変形しています。そこでガラス瓶を使って新しいブラシの付いた容器に新調することにしました。
蓋とブラシを瞬間接着剤で固定します。
タイトボンドを入れて柄と本体を接着します。芯押し台で押しながら柄の部分を挽いていきます。
柄用の穴をあけます。これも隙間がなくぴったり収まるようにします。穴の深さはインレイ部をすべて取り去る深さにしました。
インレイ用の板を丸く挽きます。そして丸くした円盤を、本体の蓋に挿入します。
隙間なくインレイが出来たので満足です。
蓋から上を挽き終わりました。
ハンドルとなる棒に6.4mmの穴をあけて、丸くしておきます。
旋盤の上で6.4mmの穴を蓋と一緒にあけておきます。
つかみしろを作った後、チャックでくわえます。もちろん瓶の蓋の直径より大きな木を使います。
こちらは2つ目です。寄木を2重にしました。
蓋はトチ、柄はシカモア、刷毛と瓶はホームセンターで売っている物です。ガラス瓶は60円/個です。