2011年8月23日

インレイボウルの製作

ボウルの上を挽いた後、底を仕上げます。普通のボウルと同様の手順です。

つかみしろを作ります。

チャックでつかんで挽いていきます。ここで外側は完全に丸くします。

ターニング

6角形の中心にはパソコンソフトで印が付いています。そこを回転センターで押せるよう、穴をあけます。

接着剤を入れてオスを挿入します。

ルーティング

オスの方もルーターで切り出します。もちろんコースターの時と同じようにバンドソーを使っています。予備で7個作りました。

メスの方を彫りました。6面同様にやる必要があります。

テンプレートを置いて、接着を確認します。

インレイもコースターだけでは面白くないので、ボウルに入れてみることにします。ルーターを使うので平らな面が必要になります。丸く挽く前の四角い4面にルーターでインレイを彫ったのでは、4面にしか見えないので少しさびしい。そこで6角形か8角形になりますが、8角形では手間がかかりすぎるので、6角形でやってみます。

インレイキットの制約からインレイが大きくなってしまいます。ボウルに対してインレイが大きくなりすぎてバランスしません。アメリカでこれをやっている人が居ないことがうなずけます。ストーンインレイならもっと小さい模様を彫れるので、バランスの取れたインレイが出来ると思います。

完成
6角形のワークの切だし

ワークを万力で固定して、テンプレートを固定する両面接着テープを貼り付けます。

ケヤキの板を自動カンナで平面を出しました。6角形の紙を貼るために出来るだけ平らにします。

パソコンの作図ソフトで6角形を同心円上に沢山描いています。ワークの大きさに応じてはさみで紙を切ります。

チャックの爪を広げ、回転センターで6角形の中心を押して、チャックに押し付けます。

6角形を丸くなるよう挽いていきます。分厚く削るとインレイの下が出てくるので、、円になる前に挽くのをやめます。

スライド丸鋸で線に沿ってカットします。6角形の線は色分けしておけば切りやすいのですが、全部黒になっています。

6面のインレイを入れるところを決めて、鉛筆で印を付けます。

6角形の紙の裏にスプレーのりを吹き付けます。

ケヤキの板の上に貼り付けます。