2011年8月20日

コルク板を接着剤を入れて固定し完了です。コルクを少し出っ張らせましたが、面一でもOKです。お好みで決めて下さい。材はブラックチェリーでオイル仕上げです。

コルクインサートのコースターの製作
完成

20mmぐらいの板につかみしろを作って、チャックでつかみます。チャックでつかんだ側には必ず芯押し台で押して、中心に穴をあけておきます。つかみ直す時にこの穴が必要になります。コルク板を挿入する穴はパーティングツールであけていきます。接着剤を塗ってコルクを入れるのでサンドペーパーはかける必要はありません。

真空チャックでつかみ直します。この時芯押し台で押した穴を使って芯を出します。

もちろん他の部分にはサンドペーパーをかけます。

コースターは初心者が作るには最適のプロジェクトの様に思えますが、意外と難しい物です。小生の様にウッドターニングの道具を、色々揃えている人にとっては、簡単に出来ますがそうでない方には、それ程簡単には出来ません。

今回は真ん中にコルクを挿入したコースターを作ります。コルクの丸い板はクラフトサプライで売っていますが、1枚、99セント≒80円もします。アメリカからの送料を入れると間違いなく1枚100円以上になります。そこでこのコルクの板も自作することにします。ホームセンターで買ったコルクシートを使って自作すると、コルクシートの値段にもよりますが16円/1枚ぐらいで出来ます。


種類の違う木を使って5枚セットで売ったら如何でしょうか?

サンドペーパーをかけて完了です。

ワイヤーバーナーを使ってアクセントの線を入れました。

ガウジを使って底を仕上げます。

コースターのターニング

そこそこ綺麗にコルクの円盤が安価に出来ました。

そこで良く研いだスキューで削ると綺麗な断面になりました。

丸いコルク板の作り方

80mm角で1列を切り出します。80mmの正方形のシートが9枚ぐらい取れます。これを適当に重ねます。チャックに木の板をくわえて、コルク板を受けます。テイルストックには木の板を取り付け重ねたコルクを押します。ガウジで四角から丸にするとコルクの端がボロボロになります。

ホームセンターで探すと厚みの違うコルクシートが色々売られていました。適当な厚みは4mmか6mmです5mmは売っていなかったので、手で触った結果しっかり感があった6mmの方を購入しました。