4か所全部穴をあけ終わりました。

2011年8月18日

アメリカのPeachtreeが販売しているテンプレートキットを使いました。5種類のテンプレートとルータービット、それに延長コレットチャックが付属します。ビットの軸径は1/2インチなので、パワーのあるルーターを使えます。ビットのボトムは平らになっており角は丸くなっています。ビットにはベアリングが付いていますが、これをテンプレートにこするようにして使います。

ワイヤーバーナーでアクセントの線を入れました。

最後はサンドペーパーをかけて終わりです。

ターニング

コンパスで中心を見つけて円を書いてみます。縁の幅が同じであれば中心の位置は正しいところになっています。

ルーティング
ベースプレートの製作

ルーターに付属のベースプレートでは、小さすぎてテンプレートの上に安定して置けないので、アクリル板でベースプレートを作りました。ボール盤を使って穴をあけるだけです。

ルーターで作るトレイの製作

ルーターでの穴掘りは完了です。深さは20mmです。

テンプレートを鉛筆の線に沿って置いて固定します。次にルーターのビットの高さはボール盤であけた穴の高さと同じにします。まず周辺のギザギザを平らにします。

ワークの準備

ブビンガを正方形に切り出しました。両面を自動カンナで平らにしました。その後テンプレートを置いて鉛筆で穴の部分を板の上に書きました。

ルーターとウッドターニングのコラボレーションです。仕切り板のあるトレイはウッドターニングでは作りにくいのですが、その部分はルーターを使い、残りはウッドターニングで完成させました。

バンドソーで不要部分をカットします。チャックでしっかりつかむことが出来ればバンドソーでカットする必要はありませんが、今回はテイルストックで押すだけなので、出来るだけ丸くしておきます。

旋盤に取り付けて挽いていきます。希望の直径になるまで挽きます。

周辺をスムーズにした後ルーターのビットの飛び出し量を最終の20mmにしてルーターをかけます。

反対側も同様にやります。

鉛筆の線に沿ってボール盤で穴をあけていきます。フォスナービットは直径35mmの物を使いました。ぴったりの感じです。深さは14mmぐらいにしましたが、フォスナービットの先端がさらに4mmぐらい入っているので、18mm以上ルータービットで削る必要があります。

テンプレート
完成

ルータービットで挽いた4分割のトレイの底は意外と綺麗な仕上がりで240番のサンドペーパーをかけると綺麗になりました。初めて作ったものとしてはまずまずの出来です。

ひっくり返して底を仕上げます。真空チャックは使えないので、最後のおへそは手作業で綺麗にします。

周辺をやり終わると真ん中に少し残りますが、これもドリルで削ります。