2011.04.027

製作開始
ひょうたん型七味入れの製作

18mmの穴を途中まであけました。

ひょうたんの上側に穴をあけます。芯を出すためリボルビングセンターと面がぴったり合うようにします。

パーティングツールで底を切り離した後、まな板チャックを使って底を仕上げます。

内側を穴掘りツールで掘ります。口の部分はねじを切るので、高さ8mmぐらいは平行面になるようにします。

ワークを丸くして両側につかみしろを作ります。

真ん中をパーティングツールでカットします。

ひょうたん型の七味入れを作ることにしました。真ん中の部分はねじであけることが出来るようにします。上の栓をはずして七味をふりかけ、中身がなくなったら、ネジの部分をあけて七味を追加します。簡単な構造ですが、ねじ切りがあるので出来るかどうかやってみないと分かりません。材料はパドックを使いました。

完成

サイズは66mmx120mmです。

サンドペーパーをかけます。

旋盤に戻して逃げ角を作ります。ねじ一山だけなのでパーティングツールの幅の分だけネジの谷の深さと同じにします。

ひょうたんの下側部分をチャックに取り付け直します。それに上側をねじ込みます。芯押し台で押しながら最終的な形に挽いていきます。

形が出来たら上側に5mmのドリルで穴をあけておきます。

10TPIのネジを切ります。

ねじ切り

旋盤からチャックごと外してねじ切り治具に取り付けます。

雄ねじ

雌ねじの直径に10TPIなので2.8mmぐらいを足した寸法で雄ネジの部分を挽きます。外側の形はひょうたんの下側と合体させてから挽きます。

ネジの部分の長さは10mmです。ねじ切り治具でねじを切ります。

外側の形が大体できたら、内側を掘ります。その前にドリルで穴をあけます。

ひょうたんの下側を丸くしていきます。

ねじが切り終わったらチャックから外します。