2011.04.02

スピンドルアダプターの製作
完成

ねじ切り治具のピッチは10TPIです。この長ネジの先端に今回製作したスピンドルアダプターを取り付けています。さらにその先に1"x8TPIのチャックを取り付けたところです。これで10TPIのネジを切ることが出来ます。

スピンドルアダプターは旋盤の主軸のサイズを変更するときに使います。例えばM30の主軸の旋盤に1"x8TPIのチャックを取り付けたい時など、このスピンドルアダプターを取り付ければ使えるようになります。今回は3/4”x10TPIのねじ切り治具に1"x8TPIのチャックを取り付けるために、スピンドルアダプターをアルミの丸棒から作ってみました。メスのねじは3/4”x10TPIでオスねじは1"x8TPになります。

3/4"x10TPIのメネジのねじ切り

φ35mmx100mmのアルミの丸棒をMonotaroから購入しました。822円です。チャックに取り付けて15.8mmの穴をあけます。ネジは3/4”(19.1mm)なので1/8"(3.2mm)ぐらい小さい下穴をあけることになります。穴があいたら3/4"x10TPIのタップでねじを切って行きます。

ネジが切れました。

ワンウェイのリボルビングセンターに取り付けて主軸に差します。リボルビングセンターが回転しないようロックピンを入れます。100mmでは長すぎるので、不要部分をパーティングツールでカットしました。アルミは木と同様という訳には行きませんが、問題なく切れます。

ねじ切り治具にももちろん問題なく取り付けることが出来ます。

1"x8TPIのチャックに問題なく取り付けることが出来ました。

リボルビングセンターから取り外して1"x8TPIのねじ切り治具に取り付けます。ねじは一度に深く切らず少しずつ切って行きます。カッターの回転数も1000RPMぐらいに落とします。木を切る時よりもさらにゆっくりとねじ切り治具を回します。

根気よく少しずつ切って行ってやっと出来上がりました。

オスねじは1"x8TPIになるので、先の部分は25mmぐらいに仕上げます。ガウジよりパーティングツールの方が上手く切れるので、すべてパーティングツールを使い、最後はスキューで平らにしました。ウッドターニングと一緒でアルミの粉が出ると切れていない証拠で、長い切りくずが出るようにします。オイルは付けずにやりました。