ネジ切り治具

ノブに目盛リングが取り付けられています。このリングに合わせて0.8回転ぐらいさせ、ネジの切り込み深さを調整します。

そこで思いついたのがボックス用のツールレストとバンジョウの活用です。自由に位置を調整できることと、高さも調整できますので、治具の台にするには持ってこいです。ボックスレストの幅が治具のクランプ幅より狭いので、L型の金具をかませて固定できました。

ネジ切り治具は主軸のサイズが旧仕様のものが来ていたので、返品して交換
してもらった。交換品が来ていましたが、忙しくて中々試すことが出来ません。と
りあえず荒挽きをやりました。ネジ切り治具の設定は下記の通りです。

ネジ切り治具の台は左の写真のように、KLEINの旋盤のベッドに直接固定出来るようになっています。VL100などの小型旋盤の場合は、別に旋盤に固定するアダプターが準備されていますが、VL300のような大型の旋盤では、アダプターがありません。旋盤の主軸の高さにネジ切り治具をかさ上げする必要があります。

KLEINの旋盤

治具の軸は1x8TPIです。VL300は1 1/4x8TPIなのでスピンドルアダプターをつけ
ています。材料を取り付けるフェースプレートも1x8TPIになっています。