オフコーポレーションで売っているX-Yスライドテーブルです。テーブルのサイズは155x475mmで高さは125mmです。可動範囲は155x280mmと十分です。

2010.12.17

X-Yスライドテーブルの活用

スクレーパーの刃ですが薄く削ればかなりきれいに削ることが出来ます。サンドペーパーは180番からで十分でしょう。お盆の底などを挽くときに威力を発揮しそうです。

ねじはインチになっています。1回転させると2.54mm動きます。従って100等分された目盛の1つは0.0254mmになります。下の写真の0〜90まで回すと10目盛なので0.254mm動くことになります。

これはVermecのコピーアッタチメントです。ひし形の刃が付いています。これをX-Yテーブルに取り付けて使うことにします。この様な治具は一般的には持っていないと思います。その場合はガウジを木に取り付けてその台の木をX-Yテーブルに取り付ければ、良いでしょう。

ももとせ工房さんに行ったときにあった、X-Yスライドテーブルにバイトを取り付け削っていました。切り取り量を0.1mmぐらいにすると、スクレーパーですが綺麗に仕上がります。そこで早速手持ちのX-Yスライドテーブルを活用して、削れるようにしました。

削ってみる

設定が終わったので、早速試してみました。削っているところは下の写真をクリックして頂くと見ることが出来ます。

この治具だと高さ調整が簡単に出来ます。

旋盤には左右のスロットを旋盤に固定します。旋盤のベッドに対しX-Yテーブルの台が平行になるよう正確に固定します。

X-Yテーブル上で固定に使う金具です。

こんな感じで固定が出来ました。

スコヤを当ててみましたが、完全に平らに挽くことが出来ています。

X-Yスライドテーブル