真空チャックの完成

塩ビのパイプは長すぎるので、半分にパーティングツールでカットした。パイプ
の先は真円になっていないので、ガウジで丸くした。これでシーリング用のクッ
ションを接着剤で貼り付けることが出来ます。

開口部はらっぱ状に

小型の真空チャックも塩ビのパイプを使っていたが、精度が出ないので、不要
の桜の木を使って一体型で作ってみた。

小型チャック

真空度が上がるかどうか板を取り付けて試してみた。-0.086MPaまで真空度が上がったの
で、シーリングは十分なようです。チャックの容積が大きいので、真空度が上がるまで1分
ぐらいかかってしまう。大きな真空ポンプを使えば早く真空度を上げることが出来るが、
1分かかっても、最終的に到達する真空度が高ければそれでよい。小さなポンプは時間が
かかるが、値段が安いのでお勧めです。

材料を取り付ける開口部は、吸引力を確保するため、面積を出来るだけ大きくする必
要がある。淵にクッションを接着出来る幅を残して、ホーン状に仕上げました。空気が
木の木目から抜けないようサンジングシーラーを塗布した。

試してみる