マンションでできるーマイ・ルーム木工
JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2010

マンション住まいの方は、木工が出来ないのか?小生は若いころ東京の目白に住んでいました。自宅を設けるほど金はないので、もちろん会社の寮です。そこでゴルフクラブのシャフト、ヘッド、グリップ交換それにパーシモンヘッドの塗装などやっていました。6畳一間のゴルフクラブ工房です。新聞紙を敷いて作業をしたことを覚えています。
木工は少し工夫をすれば何処でも出来ると、講師の方は言いたいのでしょう。騒音を閉じ込めるトリマーテーブルはみなさん熱心に見ておられました。

木工旋盤を使えば、丸い棒を作るのは簡単です。しかし三角形、五角形などとなってくると、少々話が変わってきます。このルーターテーブルを使った治具が有効になります。ルーターテーブル上でワークを左右に滑らせる溝があります。

丸棒を角棒に加工する治具
木工なんでも相談

作品の販売コナーかと思いましたが、木工なんでも相談の窓口です。作品も売られており、買ってくれる人がいます。購入の理由は作品が気に入って買う人と、自分で同じものを作ろうという2通りがあります。

DIYショーには毎年行っていますが、あまり面白いものがありませんでした。今年は行くのを止めようと思っていましたが、上総木工交流会が展示ブースを出すというので行ってきました。最初はあまりお客さんが来てくれないのではないかと心配しましたが、予想に反して沢山のお客さんが足を止め、熱心に説明を聞いておられました。これぞ正にDIYの醍醐味を提供出来たから、お客さんが多かったのでしょう。上総木工交流会と、市原木工クラブの展示ブースに絞って会場の様子をリポートします。

3Dのトリマーテーブルのインパクトが強すぎて電子グッズの写真を撮るのを忘れてしまいました。トリマーテーブルは上下と前後に動きます。トリマーは上中下と取り付けることができますが、一旦固定したら動きません。細い溝を少しずつ掘っていくことができます。このテーブルの製作には1年かかったそうです。

あると便利な電子グッズ&3Dトリマーテーブルのご紹介
海外雑誌、カタログ閲覧コーナー

国内でも木工雑誌を買うことができますが、アメリカの雑誌を見ると驚くでしょう。非常にたくさんの物があり、製作記事などたくさん出ています。英語を読まなければならないという、問題がありますがマニアの人はどうしても海外の雑誌に目が行きます。どのようなものがあるか実際に手に取って見ていただくコーナーです。プリンターを置いて資料がなくなったら印刷する体制も整っています。

写真は嘘をつきません。相手によって表情が大きく変わります。やはり女性と話す方が楽しい!

Whitesideのインレイキットを使って象嵌のやり方を説明していました。土台の木に色の違う木をはめ込むことができます。講師が考え出した独自のやり方も聞くことができます。詳細な資料が欲しい人は50円払うと、コピーを貰えます。

象嵌

確かに値札がはがしにくいのは困ったものです。はがすのに非常に手間がかかります。さすがに小生が通っているホームセンターでは、ホッチギスは使っていません。材木を正確な寸法でカットできないところもあるのですね。下の写真は手振れが出ています。ご容赦ください。

ホームセンターへの要望

DIYショーには木工用の工具を作っているメーカーさんも来ています。その方たちに木工マニアの思いを届けるために掲示板を設置しました。メーカーの人は見てくれたかな?

メーカーへの要望

トリマーテーブルを使ってあられ組みの実演をされていました。見学している人は熱心に話を聞かれるので、長時間展示の前に居られました。従って常にお客さんが居るという状況です。講師の方はトイレに行く時間もないぐらいです。小生はビールを飲みながらなので、トイレには何回も通いました。

トリマーテーブル木工

それぞれで3区画、合計6区画に展示ブースを設置していた。帰宅してからNHKの録画を見ましたが、残念ながら上総木工交流会はテレビ画面には出てきませんでした。

上総木工交流会・市原木工クラブ