インレイペンキット

レーザーで切り抜いて作ったペンキットです。色々な模様を違った木の種類で構成しています。問題は$19.99という価格だけです。安く出来るようになるにはあと何年かかるでしょうか?

2010.4.13

これも廉価なダイヤモンドホイールドレッサーです。写真下右の従来の物は$39.99だが、今回新しく出た物は、ハンドルが付いていないが値段は、$26.99と安い。ハンドルはウッドターニングでタダ同然で作ることが出来るので、ハンドルがなくて安い方が歓迎です。

クラフトサプライ新製品紹介

Ci1イージーラッファーという名前でデビューしましたが、その後色々な種類が発売されています。これらのツールを絶賛される方も居ますが、小生は合わないので使っていません。手持ちの物も欲しいという方が居たので、お譲りしました。

クラフトサプライのサイトではCi4イージーディテイラーと出ていますが、メーカーのサイトではCi4mと出ています。mはミニと言う意味で小型のツールに付けられています。菱形の刃先なので、凹んだ部分など細かいところをやるツールです。椅子の脚など同じ物を作るデュプリケーターに付いている刃先と同じ形です。但しスクライパーと同じ使い方をするので、奇麗に切れないと思います。小生なら刃先の細いガウジを使います。価格は$88.99と高く、交換様のカッターも$19.99します。

クラフトサプライから新製品が出ているので、気になる物だけピックアップしてコメントします。

Ci4mイージーディテイラー
バフィングシステム

廉価なバフィングのマンドレルです。Beallの物は$90ぐらいしますが、これは$42.99です。直径10cmの綿のホイールが2個ついており、2MTのドライブ部を主軸に挿入し、芯押し台で押しながら回します。4オンスのブルーのコンパウンドも付属しています。アクリルのペンなどを磨くことを前提にしているようで、大きな物をやろうとすると無理があります。

ガラスのインサート
Mr. Kirk DeHeerのシャープニングDVD

Mr. Kirk DeHeerはクラフトサプライ所属のプロです。長い間有名プロのアシスタントをされていた経験があり、その間に得た沢山のノウハウを持っておられます。シャープニングに付いては、達人と言って良いレベルに到達していると思います。その達人がシャープニングのDVDを発売しました。以前彼の書いた文献を読みましたが、非常に論理的だったのを覚えています。今回のDVDはもちろん小生も購入することにしました。右の写真はアメリカの木工ショーに行った時の物です。

ホイールドレッサー
ロバートソービーのプロエッジ

シャープニング用のベルトディスクサンダーです。通常の砥石の付いたグラインダーで、刃物を研ぐのに比べて決定的な違いはベルトが平面だと言うことです。砥石だと刃物のベベルが丸くなってしまいますが、このベルトサンダーで砥ぐと、ベベルが完全に平らに出来ます。長所はこの1点だけだと思います。問題点はいくつかあります。
1、本体、治具を含めてすべて新設する必要があるので、すでにグラインダーを持っている人には、新たに投資するのは難しい。
2、全部そろえるとグラインダー式より割り高である。
3、ベルトが長持ちせず、グラインダーの砥石を使うより、ランニングコストがかかる。
4、使っている人が少ないので、シャープニングのやり方を人に聞けない。グラインダーを持っていない新人が、これを買うのは少しハードルが高い。
5、メーカーが推奨する安いベルトは、最近の超合金のトンプソンのツールとか2060を砥ぐことが出来るのか?新しい刃物はダイヤモンドの粉が入っていないと砥げないのではないか?

だけど小生はシャープニングお宅なので、欲しくなってきました。普通のベルトサンダーを持っているので、活用できないか考えてみます。

ロバートソービーはイギリスのシェフィールドという鉄鋼の街にあります。ウッドターニングの刃物、チャックなどを生産販売していることは、皆さん御承知でしょう。シャープニング用のグラインダーではありませんが、ベルトディスクサンダーもやっています。普通のベルトディスクサンダーと違って、ウッドターニングで使う刃物を砥ぐために特化された物です。

木の中に埋め込むガラス球とかインサートがあります。今回新たに出てきた訳ではありませんが、写真を見るかぎり奇麗に見えます。しかし$2〜3と価格が高い。クラフトサプライから買うのではなく100円ショップで探したほうがよいでしょう。