スーパーに立ち寄る
イラン周遊8日間(第2日目)
サダバード博物館

エルブルズ山のふもとの広大な庭園内に点在するパーレビ朝時代の国王一族の離宮。そのうち、サダバード博物館として一般に公開されているのが、シャーバンド宮殿とメラ宮殿。訪問したメラ宮殿は別名ホワイト宮殿。2代目のパーレビ国王と王妃ファラが住んだ宮殿で、サダバードで最大の規模をもつ。建物それ自体が見どころなのはもちろん、国王夫妻が集めた美術工芸品も注目に値する。

朝は遅い出発ですが、7時から朝食をとりホテルの回りを散策しました。睡眠時間は4時間ですが、何ともありません。

新しい住宅地には日本にもあるような郊外型のスーパーがぞくぞくと建ち始めています。最近では伝統的なバザールよりこうしたスーパーの方が人気があるそうです。 到着直後は停電したいたが、すぐに復旧した。

日本人はイランの人に好意を待たれているようです。気楽に写真撮影に応じてくれます。

この博物館の白眉はやはりペルセポリスの出土品の数々でしょう。左は階段のレリーフ。現代にも通用する高い美術性を感じさせます。そうかと思うと、右のような動物をモチーフとした土器なんかもあります。

ガラス&陶器博物館

アブギネ・ガラス博物館には、紀元前から近代にいたるまでの陶磁器やガラス器を展示しています

宝石博物館

革命前に王家が所有していた宝石のコレクションが展示してある博物館であり、イラン・メッリー銀行の地下金庫にあります。博物館の中には何も持ち込むことは出来ません。入口では厳重なボディーチェックをされます。また、館内の展示品に近寄りすぎると警報器が作動するようになっています。見学中に何回も警報がけたたましく鳴りました。(係員が故意に鳴らしているのでゃないかと思われました。)
 ここには、初代パフラヴィー王、レザー・シャー即位のために用意された王冠、インドに遠征したナーデル・シャーが戦利品として持ち帰ったという「孔雀の玉座」、宝石をちりばめられた「刀剣」、「衣服」、砂粒ほど小さな真珠のビーズで作られた「カーテンの房」など数多くの宝石がところ狭しと陳列してあります。「孔雀の玉座」には 26,000個 の宝石がちりばめられています。また、5I,366個の宝石が埋め込まれているという「地球儀」がありますが、イランに当たる部分にはダイヤが輝いており、海に当たる部分にはエメラルドがはめ込まれています。

B.C.10~9世紀の牛型土器。

ホテルに到着

ホテルには0時22分に到着しました。

シラーズに到着

シラーズの空港には23時36着です。もちろんこの空港にもお祈りの部屋があります。

飛行機でシラーズへ向かう

国内線でシラーズに向かいます。まず夕食を空港で取りました。問題はこの飛行機も1時間以上遅れました。

イランの玄関口、メヘラバード空港の側にあるモニュメント。1971年、イラン建国2500年を記念して造られた。革命前は、「シャヒヤッド」という名前(「シャー(王)を思い出せ」という意味)でしたが、革命後は「アザディー」に変わった(意味は「自由」)。夜7時のニュースのスタートは、革命時にここに集まって革命の成功を喜ぶ群衆のシーンから始まる。

アザディ・タワー(自由の塔)
ランチはホテルで

ランチは泊っていたホテルに戻って頂きました。ノンアルコールビールは、アルコールの含有率が、日本のように0.5%ではなく0.0%です。1本50円でした。

オリエント文明を代表すると言っても過言ではない博物館。イラン全土から集めた紀元前500年から19世紀までの考古学的・歴史的美術品を展示しています。特にペルセポリスに代表されるアケメネス朝時代のレリーフの数々は「見事」の一言。

イラン考古学博物館

内部はイランと欧風様式を取り入れたもの。

近代の美しいガラスの器も展示されています

権力者の邸宅として建てられ、かつてエジプト大使館としても使われていた建物。