さわやか北海道 知床・層雲峡 秋めぐり3日間
10月15日

バスに中に前日の走行距離が張り出されている。バスの距離計を元にド
ライバーが314km走ったことを教えてくれる。さて温根湯温泉を後にして能
取湖に向かう。途中当然のごとくお土産物屋さんに寄る。

北海道の開拓には多くの囚人が動員された。道路工事の作業中になくなった人
も沢山いたが、遺体は道端で土を盛っただけで埋葬された。それでこのような地
蔵が建立されたそうです。

能取湖

網走市街の北に広がる能取湖(のとろこ)は、オホーツク海と通じる海水湖。能取湖の南畔
、卯原内(うばらない)あたり一帯には、8月下旬〜9月中旬頃、サンゴ草が群生する。サン
ゴ草は、アッケシソウという高さ15cm〜30cmの一年草。真っ赤に枝分かれした茎が本物の
サンゴに似ていることから、こう呼ばれる。一面真紅のじゅうたんと化す景観は、秋の風物詩
だ。しかし10月も半ばだと赤い色は薄くなっていた。

能取湖を後にして知床五湖に向かう。途中はお土産物屋さんに寄ったり、昼食に立ち寄る。バスから野生の蝦夷しか、キタキツネを見ることが出来た。

オシンコシンの滝

知床連山の麓、原生林のなかに点在する5つの不定型の湖。個々に固有の名はなく、
一湖、二湖と呼ばれている。流入、流出する川はなく、実に神秘的。五湖の水は湖底
の岩を伝い、知床半島の断崖にしみ出しているという。この5つの湖をめぐる遊歩道は、
一周2.5km、所要は1時間ほど。時間のない人は、途中の一湖、二湖あたりで引き返
すのが無難だ。最近は熊が出るので特に注意が必要です。

オシンコシンの滝

斜里とウトロを結ぶ国道334号沿いにあり、途中二筋に分けれて落ちるため、「双美の
滝」とも呼ばれる。白い帯状に流れる滝がもっとも美しいのは、知床連山の雪解け水が
流れ落ちる、新緑の頃。滝上には散策路が付けられており、頂上にはオシンコシン展
望台がある。

オシンコシンを後にして摩周湖に向かう。途中また北キツネに会うことが出来
た。しかしヒグマは出てきません。

摩周湖の湖面は海抜351mにあり、これを海抜500-700mの急傾斜のカル
デラ壁がとり巻き、南東部はカムイヌプリ
(摩周岳)の険しい山体で湖を
埋めている。カルデラ壁と湖面との比高は
150350mに及ぶ。摩周湖の
大きさは、第
1展望台と裏摩周を結ぶ南西一北東方向を長軸として6.75km
、これに直角にカムイシュ島を通る短経は
3kmで、だ円形を呈し、19.6
kmの面積を有し、周囲は出入りがなく20kmに及ぶ。本湖の中央に浮ぶ
カムイシュ島は、長径
(北西-南東)105m、短径50mで、湖面上に23mの
突出し、ほとんど断崖で囲まれている。

摩周湖
阿寒湖畔温泉

かつてはパンケトー、ペンケトーとともに古阿寒湖というひとつの
湖だったが、約
6000年前に起こった雄阿寒岳の噴火により現在の3
湖に分かれたといわれている。湖上には大小
4つの島が点在。南岸
には阿寒湖温泉が湧き、道内屈指の人気観光地だ。マリモ
(特別天
然記念物
)が生息し、ヒメマスの原産湖として有名。温泉に到着後
夕食まで時間があったので、温泉街を散策した。

阿寒湖のアイヌコタンには30軒ほどの個性的な民芸品店があり
、それぞれの店で一流の木彫り師による独創的な作品が作られて
います。
民芸品には木彫りの作品を中心に動物や鳥などをモチー
フにした小物や美しいアクセサリー、アイヌの楽器ムックリなど
のさまざまな商品があります。アイヌコタンのにぎやかで楽しい
お店でのお買い物は観光客の皆さまに大変よろこばれています。
というように結構面白い物が置いてあります。