プレス機の板圧は24mmだが加圧すると変形が見
られるので、板圧は30mmにあげることになった。

夢工房7月度月例会
材料の製作

寄せ木の材料を作るのにはプレス機が要ります。今回の月例会では夢工房さんの方で
事前に材料を準備して頂いたので、それを使ってターニングをした。

7月度の月例会のテーマは寄せ木の材料の製作とターニングです。まずは
完成品を見てください。参加者は今回は少なく12名でした。

暑気払い
接着剤
プレス機

夢工房さんには10トンまで加圧出来る油圧のプレス機があります。しかし色々研究された
結果圧力は300kg程度かければ良いことがわかった。圧力をかけすぎると、接着剤がはみ
出してしまい接着力が上がらない。最初の10分ぐらいは圧力を低めにして、接着剤がある
程度硬化したところで加圧力を上げると強力な接着が得られるという。

ターニング

寄せ木といっても特別ではありません。普通の木と同じようにターニングします
。木と木が強力に接着されているので、薄く仕上げても剥がれることはありま
せん。

次回の月例会

夢工房の次回の月例会は、11月になります。8月は例年暑いのでやっていないそうです。
今年は10月11日、12日とFEWSの講習会が、2名の外国人の講師を呼んで開催されます。
FEWSの講習会と夢工房の月例会が重ならないようにするため夢工房の方は11月になります。
FEWSの講習会について詳細はFEWSのサイトをご覧になってください。

浦和名物のうなぎのランチです。お酒を飲みながらウッドターニング談義に花
が咲きました。

夢工房さんではタイトボンドUというアメリカ製の接着材を使っておられます。これを日本で入手するのは困難です。アメリカのメーカーのサイトを見るとすでにTitebondVという新製品に変わっています。、木に対して接着力が強いこと、耐水製があることと、FDA(アメリカ食品医薬品局の認定されているので、食器に使っても安心ということです。アメリカから通販で購入するか、夢工房さんに小瓶に入ったもの(1,000円)を分けていただくことで入手できます。タイトボンドというものでしたら日本で売っていますが、タイトボンドUとの差についてはわかりません。

下の写真のような治具を作っておくと平均して加圧出来るという。

小型プレス機

この簡易型プレス機でも300kg程度の加圧が出来るので、ターニングに使う寄せ木を接着するのには十分である。溶接機を持っている方は、自分で自作出来ますが、持っていない方の為に夢工房さんが実費でキット(組み立ては自分でやる)を提供して頂けるとのこと。FEWSのメンバーさんには8千円、一般の方には1万円になります。次回の夢工房月例会は、11月に開催予定なのでその時手渡しなり、宅急便で送ることになります。ほしい方は夢工房さんにメールで申し込んでください。

しかし上の写真のようなプレス機を購入するのは、一般的には無理です。高価だし置き
場所にも困る。しかも10トンもかける必要がない。300kgぐらい加圧出来て簡単なプレ
ス機は作れないか?心配ご無用!!ちゃんと準備されていました。

寄せ木の作品