エスパス・ヴァン・ゴッホの中庭

ゴッホが入院していた精神病院で、今は文化センターになっている。ゴッホが絵に描いた中庭に入ることができる。花壇に花が咲いていて、ゴッホの絵と一緒だった。

サン・トロフィーム教会

市庁舎前広場に面したサン・トロフィーム教会(Eglise St-Trophime)はプロバンス地方で最も美しい教会なのだそうだ。回廊(son Cloitre)が有名なのだが、そこへは礼拝堂とは別の入り口から入る。

古代劇場のとなりにある円形闘技場(
Amphitheatre)。こちらはほぼ完璧に
残っていて、今でも闘牛に使っている
らしい。客席の上部にある塔に登ると
アルルの町がよく見える。闘技場の外
壁は二重になっていて、間に屋根が
あるのだけれど、そういったものも見
えた。びっくりするくらい巨大な建造物
だ。それにしても、2000 年たってもま
だ使えるとは!

ローマ時代円形闘技場

アルルの跳ね橋

ゴッホは1888年、ここアルルにやって来ました。豊かな色彩と光をキャンパ
スに力強く表現し、彼はアルルで肖像画50点を含む約200点の作品を描
いています。「黄色い家」「夜のカフェテラス」、そして「アルルの跳ね橋」など
もこの地で描かれました。残念ながらこの跳ね橋は復元ですが、周囲の情
景はほとんど変わっていません。1962年に再建され、町から約4kmの南
の運河に移築されている。

ゴッホの絵

ニーム生まれのドーデが、アルルにある「フォンヴィエイユ」という小さな村にあったこの風車小屋を見て、プロヴァンス人の悲喜こもごもを短編小説にして書いたのは有名です。小さな丘の上にポツンと立った風車小屋は、思っていたより小じんまりとしていました。せみの声がひびき渡る松林の道を歩いていると、木陰で夢想にふけっているドーデに出会えそうな気がしてきます。

アヴィニヨンでランチ

法王庁宮殿(Palais des Papes)をじっくり見学

アヴィニョンを有名にしているのは、橋と歌ばかりでなく、法王庁です。法王
庁と言えば、イタリアのバチカン市国に、今なお厳然とそびえています。その
法王庁が、ローマ以外の地・フランスのアヴィニョンに置かれていたことがあ
りました。時は1309年から78年までの70年間。1309年という年号は、「坊さん
飛んでくアヴィニョン」と覚えれば、忘れないですよ。1309年を知ってどうなる
か・・の反論もあろうかと思いますが、ヨーロッパ史には重要な年号。旅のお
もしろさが増すような気がします。

アヴィニョンに法王庁が置かれたのは70年間にすぎませんが、教会の行政
職や商人、学者など多くが移住し、アヴィニョンの賑わいは、ローマには見
られない繁栄だったそうです。

“ポン・デュ・ガール”(水道橋)

アビニヨンとニームの中間にある長さ275m,高さ49mの三層からなる巨大な水道橋!本当に大きいです。私もあまりの大きさに驚きました。紀元前19年頃に建造されたらしいです。

7月27日
アルル
<B><FONT color="#0000ff">ドーデの風車小屋</FONT></B>
アヴィニョン